すっぽんには、ほうれい線対策に効果があるコラーゲンやアミノ酸が豊富に含まれています。
さらに、ほうれい線の原因となるストレスや睡眠不足、栄養バランスの乱れ、筋肉量の低下、血行不良を予防、改善する働きがあります。
すっぽんはこれらの成分や働きの相乗効果でほうれい線をできにくくしたり、できたほうれい線を目立たなくする働きがあります。
コラーゲンやアミノ酸を豊富に含んでいる
ほうれい線とは、鼻の両脇から口角に向かって伸びる線のことで、しわではなく頬の境界線です。
ほうれい線があるのとないのでは、同じ顔でも5~10歳も見た目が違ってしまいます。
すっぽんはほうれい線をできにくくしたり、目立たなくしたりする効果があるコラーゲンやアミノ酸を豊富に含んでいます。
コラーゲン
すっぽんにはコラーゲンが豊富に含まれています。
ほうれい線の原因は肌のたるみです。
コラーゲンは肌に弾力やハリを与える働きがあるので減少すると肌がたるみ、ほうれい線ができてしまいます。
コラーゲンを摂取するとそのまま体内のコラーゲンが増えるわけではありませんが、体内で分解されて再びコラーゲンとして再合成されたり、他のタンパク質に合成されたりします。
また、すっぽんに含まれているコラーゲンは魚の皮やうろこから抽出される「海洋性コラーゲン」です。
海洋性コラーゲンは、牛や豚などから抽出される「動物性コラーゲン」よりもアミノ酸に分解されやすいので消化吸収が良く、より高い効果が期待できます。
アミノ酸
すっぽんにはアミノ酸が豊富に含まれています。
アミノ酸は、コラーゲンの材料となります。
また、NMF(※1)と呼ばれる天然保湿成分の材料となるので高い保湿効果があります。
すっぽんにはアミノ酸が20種類も含まれています。
(※1)NMFとは、肌の最も外側の角質層に存在する、天然の保湿成分。
ほうれい線の原因を予防、改善する
血行不良を改善する
すっぽんには血行を改善する働きがあります。
血液は酸素や栄養素を全身に運搬し、老廃物を回収する役割があります。
血行が悪くなると皮膚に栄養が行き届かなくなり、老廃物が顔にも溜まります。
そうなると肌のハリが失われ、たるみができてほうれい線ができたり、目立ったりします。
すっぽんは血行を改善してほうれい線を防ぎます。
ストレスを緩和する
すっぽんはほうれい線の原因のひとつ、ストレスを緩和する働きがあります。
過度のストレスを感じたりストレスを長く感じたりすると自律神経の働きが乱れます。
自律神経の働きが乱れると、血行が悪くなるのでほうれい線ができたり、目立ったりします。
さらに、ホルモンバランスの乱れを引き起こし、女性ホルモンのエストロゲンが減少する場合があります。
エストロゲンは、別名を「美肌ホルモン」と呼ばれ、肌にハリや弾力を与えるので、減少するとほうれい線ができる場合があります。
また、強いストレスを感じると、ストレスに対抗する働きがある副腎皮質ホルモンが生成されます。
副腎皮質ホルモンの生成にはビタミンCが必要なので、体内のビタミンCが減ってしまいます。
コラーゲンを生成するためにはビタミンCが必要なので、ストレスを感じるとビタミンCが不足してコラーゲンが減少してしまいます。
すっぽんには、ストレスを緩和したり自律神経の乱れを整えたりする働きがあります。
睡眠不足を改善する
すっぽんは、ほうれい線ができる原因のひとつ、睡眠不足を解消する働きがあります。
睡眠時間が不足すると、新陳代謝が悪くなり、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)が滞る場合があります。
そうなると、新しい皮膚がうまく作られないので皮膚がたるみ、ほうれい線ができてしまいます。
足りない栄養素を補う
すっぽんには栄養素が豊富に含まれています。
食生活の乱れや無理なダイエットなどで栄養が偏ったり不足したりすると、肌に必要な栄養素が足りなくなってたるみやしわができてしまいます。
すっぽんは、20種類のアミノ酸をはじめ、ビタミン、ミネラル、不飽和脂肪酸など栄養素を豊富に含んでいます。
筋肉のたるみを防ぐ
すっぽんは、筋肉を強化する働きがあります。
ほうれい線の原因のひとつに、頬の筋肉のたるみがあります。
頬の筋肉が衰えると、たるんでほうれい線ができる場合があります。
すっぽんには筋肉を強化する働きもあるので、ほうれい線対策に効果があります。
すっぽんの効果を高めるために
すっぽんを飲むだけではなく、以下のことを行うとほうれい線対策により効果があります。
- ビタミンCを同時に摂取する・・・コラーゲンの生成に欠かせない成分
- ストレスを減らす
- 姿勢を良くする・・・猫背は顔が下を向くので、たるみやすい
- 正しいスキンケアをする・・・正しいマッサージを行い保湿を心がける(間違ったマッサージは逆効果の場合がある)
- バランスの良い食事を摂る