すっぽんには冷え性を予防、改善する効果があります。
すっぽんは、血行不良やストレス、自律神経の乱れなどの様々な冷えの原因に効果的です。 「冷えは万病のもと」と言われるほど様々な体調不良につながります。すっぽんで冷えの原因を解消して、冷え知らずの生活を送りましょう。
すっぽんの冷え性に対する効果
血流を改善する
すっぽんには、血流を改善する働きがあります。
血液は酸素や栄養素、熱などを全身に運搬し、老廃物などを回収する働きがあります。
血流が悪くなると手足の先などの身体の末端に血液が届きにくくなり、手足が冷たくなります。
すっぽんには以下のような働きがあるので、血流を良くして、冷えを予防、改善します。
- 血管を拡張する
- 血液をさらさらにする
- 造血作用
- 活性酸素を除去する
すっぽんには自律神経の乱れを整える働きがあります。
自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあり、血管の収縮と拡張をコントロールしています。自律神経の働きが乱れて血管の収縮が続くと、血行が悪くなって冷え性を引き起こします。
すっぽんには、自律神経の乱れの原因となる以下のトラブルを予防、改善して冷え性を防ぐ働きがあります。
- ストレス
- ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスの乱れを整える
すっぽんは冷えの原因のひとつ、ホルモンバランスの乱れを整える働きがあります。
ホルモンバランスと自律神経は同じ脳の視床下部(ししょうかぶ)というところでコントロールされているので、ホルモンバランスが乱れると影響を受けて自律神経も乱れます。
自律神経が乱れると、自律神経の乱れを整えるで説明したように、血行が悪くなって冷え性になる場合があります。
すっぽんには、ホルモンバランスの乱れを整えて、冷え性になるのを防ぐ働きがあります。
すっぽんのホルモンバランスの乱れを整える詳しい働きはこちらから
ストレスを予防、緩和する
すっぽんには、ストレスを予防、緩和する働きがあります。
過度のストレスがかかると自律神経が乱れます。
自律神経が乱れると、自律神経の乱れを整えるで説明したように、血流が悪くなって冷え性を引き起こす場合があります。
すっぽんには、ストレスを予防、緩和する働きがある以下の成分が含まれています。
すっぽんはストレスから引き起こされる冷えにも効果的です。
- トリプトファン
- メチオニン
- グリシン
- DHA、EPA
- ビタミンB1
筋肉量の低下を防ぐ
すっぽんは筋肉の材料となるアミノ酸を豊富に含んでいるので、筋肉量の低下を防ぐ働きがあります。
筋肉を動かすために必要なエネルギーが生産される際に熱が発生します。
運動不足や加齢、間違ったダイエットなどで筋肉量が低下すると、生産される熱の量が減り、身体が冷えやすくなります。
すっぽんには、筋肉の材料となるアミノ酸が20種類も含まれています。
その中でも特に、バリン、ロイシン、イソロイシンはBCAAと呼ばれ、筋肉の分解を防いだり、強化したりする働きがあります。
また、すっぽんには筋力アップに効果的なアルギニンが豊富です。アルギニンは成長ホルモンの分泌を促進することで、筋肉の材料となるたんぱく質の合成を促す働きがあります。
動脈硬化を予防、改善する
すっぽんは動脈硬化を予防、改善するので、動脈硬化による冷えを防ぎます。
動脈硬化とは、血管の壁に悪玉コレステロールや中性脂肪が蓄積して、動脈が固くなった状態です。血管の中が狭くなり、血管が弾力性を失うことで血液が流れにくくなってしまいます。
動脈硬化になると、手足の末端まで血液が十分に流れにくくなり、冷え性になる場合があります。
ですので、生活習慣病にかかっている人やお年寄りの人には冷え性が多いのです。
すっぽんに含まれているEPAには次のような働きがあるので、動脈硬化を予防、改善します。
- 血液をさらさらにして血栓を予防する
- 中性脂肪値を下げる
- プラーク(血管にできたコレステロールなどからできた血栓の元になる組織で破裂すると血栓の原因となる)を安定化させる
また、すっぽんはその他にも、血液をさらさらにする働きがある以下の不飽和脂肪酸を含んでいます。
- DHA
- リノール酸
- オルレン酸
- リノレン酸・・・体内でDHAやEPAに変換される
さらに、すっぽんは血管に弾力を与えるコラーゲンを豊富に含んでいます。これらの相乗効果で動脈硬化を予防、改善し、動脈硬化による冷えを予防、改善します。