すっぽんでロコモ対策をしよう!

すっぽんには、筋力や骨、関節を強化する、肥満を予防する、という働きがあるので、ロコモ対策に効果があります。
ロコモとは、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)のことで、筋肉や骨、関節などの体を動かすしくみが衰えた状態のことをいいます。ロコモが改善されないままでいると、寝たきりや要介護の原因となります。

すっぽんのロコモに対する効果

ロコモは、運動不足や加齢による筋力低下や、骨粗しょう症や変形性膝関節症などの骨や関節の病気、肥満などが原因で起こります。
すっぽんには以下の働きがあるので、ロコモを予防、改善する働きがあります。

  • 筋力の維持や強化
  • 骨や関節の強化
  • 肥満を予防する

筋力の維持や強化

すっぽんには、筋肉を維持したり強化したりする働きがあります。

高齢期になったり運動不足が続いたりすると筋力が衰え、骨や関節に負担がかかります。
そうなると、動きが制限されたり痛みを感じたりして歩行が困難になり、転倒や骨折のリスクが高くなります。特に高齢者の骨折は、寝たきりの原因となる場合があります。

すっぽんは、筋肉の材料となるアミノ酸を20種類も含んでいます。
また、筋肉をつくるのに必要なビタミンやミネラルも豊富に含んでいるので、筋力を維持したり強化したりします。

すっぽんの筋力を強化する詳しい働きはこちらから

骨や関節を強化し、関節痛を和らげる

すっぽんは、関節痛の予防、改善に効果が高いコラーゲンを豊富に含んでいます。
また、骨をつくる働きがあるカルシウムを豊富に含んでいます。
さらに、関節痛対策に効果がある血行改善、抗酸化作用、肥満の予防、筋力の強化などの働きがあるので、骨の強化や関節痛の緩和に効果があります。

骨粗しょう症によって骨がもろくなると、わずかな衝撃でも骨折する場合があります。
また、変形性膝関節症(※1)や脊柱管狭窄症(※2) になると、痛みやしびれから歩行が苦痛になり、日常生活に支障がでます。
どの病気も、放置すると痛みが増し、痛みのために動けないので筋力が低下し、寝たきりや要介護の原因となります。

(※1)膝の関節の軟骨がすり減って、骨の変形や関節炎が起きる病気
(※2)せきちゅうかんきょうさくしょう:背骨の中の脊椎管が狭くなり神経を圧迫して、痛みやしびれが起こる病気

すっぽんの関節痛を和らげる詳しい働きはこちらから

肥満を予防する

すっぽんは、ダイエットをサポートして肥満を予防する働きがあります。

肥満になると膝や腰に負担がかかり、腰痛や変形性膝関節症がおこりやすくなります。

すっぽんは、ダイエットに効果があるアミノ酸やビタミンB群、ミネラルを豊富に含んでいます。
また、ダイエットをサポートする血行改善効果や栄養素を補う効果があります。

すっぽんのダイエットをサポートする詳しい働きはこちらから

同時に運動を行うことが大切

このように、すっぽんにはロコモ対策に効果がありますが、すっぽんを摂取するだけでロコモにならないわけではありません。

筋肉は使わないと衰えるので、体を動かすことはロコモ対策に欠かせません。
ジョギングやウォーキング、水泳、筋力トレーニングなどが効果的です。
また、車がなくても行けるところは歩いて行く、階段を使う、歩幅を大きく早く歩くことを心がける、など日常生活でもなるべく足を使うことを心がけましょう。

バランスの良い食事を摂り、筋肉の材料となるたんぱく質、骨を丈夫にするカルシウムなどを心がけて摂取することも大切です。

すっぽんを摂取しつつこれらのことを心がけると、より高いロコモ対策の効果が期待できます。